Wooden joinery

木のぬくもりを感じられる
木製建具

圧倒的な存在感を放つ木製建具。
木は建具素材として様々な魅力があります。

光をやさしく包み込む”障子”

障子とは和風住宅の定番で、扉や窓に用いる建具の一つです。組子の上から薄い和紙を貼るシンプルな構造ですが、日光のまぶしさを和らげ、 光をやさしく取り込むことが特徴です。
組子の構造を変えることで、シンプルなものだけでなく美しいデザインに仕上げることもできるため、和室だけでなく洋室にも違和感なく合わせることができるのが魅力です。
障子に使われる木と和紙には、吸湿機能・換気性能・通気性があり、断熱効果も期待できます。

やわらかい雰囲気の”木製ドア”

木製ドアは、木の質感が全体の雰囲気をやわらかく見せてくれるところが魅力です。時間が経つと風合いが少しづつ変わり、経年劣化もたのしむことができます。
木製ドアはやわらかい中にも、どっしりとした重厚感もあるので、アンティーク調のデザインやモダンなデザインなど様々なデザインをたのしむことができます。
木製ドアの一番の魅力は、アルミ製より優れている断熱性能です。木材の熱伝導率は、アルミに比べて約1200分の1で、夏場の暑さ・冬場の寒さを和らげてくれます。熱伝導率がアルミより低いため、結露を低減することもできます。

人にも優しい”ふすま”

和紙を張ったふすまは断熱効果が高く、夏はふすまが湿気を吸い取り、冬は断熱効果で暖かくしてくれます。押入れにふすまが使われているのは、中の湿気を吸い取ってくれるからです。断熱効果だけでなく、いやな匂いを吸収してくれる消臭効果もあるので、洋風が流行している現代でも、建具として重宝されています。
ふすまは取り外しが簡単にでき、必要に応じて移動することもできるので、夏場は取り外して風を通したり、冬場は閉めて暖房効果を上げるなど、季節に応じて使い方も様々です。